小学生ロボコン神戸予選会を開催!

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小学生24名が神戸に集って全国を目指す!

2021年11月23日(火・祝)に小学生ロボコン神戸予選会を実施しました。会場は、ジョーシン三宮1ばん館にある「eSPORTSアリーナKOBE三宮」で、普段はeスポーツの会場として使われる場所を上新電機様に協賛いただき、今回の小学生ロボコンのために利用させていただくことができました。

そもそも小学生ロボコンとは、NHKエンタープライズが主催する小学生のためのロボット競技会で、「高専ロボコン」「NHK学生ロボコン」「ABUロボコン」につづく第4のロボコンとして2019年からはじまったロボコンです。今回は2021-22シーズンの全国大会出場権をかけた予選会となっています。

事前のビデオ予選により24名の選手が予選会に参加。ロボットはユカイな生きものロボットキットを使って工作した、それぞれ世界に一つしかない作品です。コースに設置された3つのミッションを攻略できるように様々な工夫がいっぱいのロボットを、子ども達は手元のコントローラーを使って操縦します。

1つめのミッションは神戸ポートタワー(水入りペットボトル)を一周します。小回りしやすくコンパクトに作っていたり、中にはペットボトルにロボットを引っかけて一周するような驚くような工夫も。

2つめのミッションは六甲山(段差)を乗りこえます。大きなタイヤ、引っ掛かりやすいようなデコボコのタイヤ、しっかり段差をつかまえられるようにゴムを巻き付けたり、ここでも様々な工夫が見られました。

最後はゴール地点にある空のペットボトルを倒せばゴールとなります。ペットボトルを倒すだけって簡単なように感じるかもしれませんが、単純にぶつかるだけではなかなか倒れないこともあり、専用のしくみを取り付けたロボットもたくさんありました。

予選ラウンドではそれぞれ2回ずつタイムを計測して、上位16名が決勝トーナメントに進みます。はじめて本番コースで走らせることもあり、はじめは操縦に手間取っていた子も、2回目にはスイスイ走らせられるようになっていたり、1回目が終わった後にはロボットに調整を加えたり、競技に真剣に取り組む様子もたくさん見られました。

決勝トーナメントは1対1の勝負となります。ゴール地点のペットボトルは2本に増えていますので、どのコースを通って走らせるかもポイントとなります。子ども達の緊張感が私達にも伝わり、会場が一体となって選手たちを応援!!勝っても負けても皆ロボコンを楽しんでくれていました。

はじめてロボコンに参加する子や、普段はなかなかロボット好きのお友達が近くにいない子、もちろんプログラボに通ってくれている子、いろんな子ども達が参加してくれました。お互いのロボットを見て、一緒に動かして、、、楽しい一日になったのではないかと思います。
コロナ禍でなかなか子ども達がリアルに集まるイベントができていませんでしたが、素晴らしい会場でロボットコンテストを実施できて、私達にとっても本当に楽しい一日になりました。ぜひ来年も開催できれば!と願っています。