大阪城ロボット祭 -春の陣- 2018
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追手門学院大手前中高等学校 6F大手前ホール 2018年4月29日(土)
本年も皆さまのおかげで、無事大変盛況のうちに終了しました!
総勢50名を超える子どもたちが小学校3年生の部、4年生の部、5・6年生の部に分かれて参加しました。
会場の大手前ホールでは、窓際のカーテンが上がるとすぐ目の前に大阪城が現れます。
それを見た子どもたちは大興奮!今回のタイトルにもある「春の陣」もこの景観から名づけられました。
3年生のミッションは、火星をロボットで探査し、火星に存在する水や、火星人(!?)を時間内に見つけることができるか、という内容でした。
子どもたちは普段使っているロボットと少し見た目が違っていて最初は驚いていましたが、ロボットサイエンス部の生徒の方々がとても優しく丁寧に教えてくれたおかげで、どのチームも楽しくロボットを操作しミッションへ挑戦する様子が見られました。
一方4年生、5・6年生のミッションは、地球から宇宙旅行に旅立ったロボットを火星に到着させる、という内容でした。
それぞれのチームごとにロボットの動きが異なっていて、目的地にたどり着くために試行錯誤する子どもたちの様子はとても真剣で研究員そのものでした。
サプライズルールやサービスタイムなど大会ならではの楽しみもありハラハラドキドキの連続でした。
また、開会式・閉会式では、昨年のロボット大会WRO(World Robot Olympiad)2017で素晴らしい成績を修めた生徒たちがプレゼンテーションをしてくれました。
ロボットサイエンス部の3年生たちがWROで銅メダルを取った手話通訳ロボット「しゅわっと君」を実際に大会で行ったように手話と英語を用いて発表してくれました。自分たちも教室で使っている同じロボットが、大きな手話ロボットとして動く様子に子どもたちはとても興味津々でした。
プログラボの生徒たちも、WRO全国大会出場の体験を元に、ロボットプログラミングの基礎の大切さや、チームとして取り組む難しさなど発表してくれました。ロボットを初めたばかりのみんなにも分かりやすい内容になるよう、事前からとても頑張っていました。
プログラボの開校は、追手門学院大手前中高等学校の福田教頭先生やロボットサイエンス部との出会いが原点であり、そのときに出会った当時まだ1年生だった部員が、昨年のWRO世界大会3位という大きな結果を残したことは、プログラボにとっても大変感慨深いといったお話や、福田教頭先生からは「少し前までほとんど居なかった大阪のロボット人口が今や本当に多くなった。今後は大阪からも、もっと世界で勝負できる生徒が増えてほしい」というお話など、みんなはとても興味深く耳を傾けていました。
今回はロボットプログラミングを学んで一か月の彼らにとって初めてのチーム戦、自分以外のチームリーダーやパートナー達と共に悩み考える貴重な機会だったと思います。
いろんな場面で上手くいったり、そうでなかったりしたことがあったとは思いますが、どれも彼らにとって今後につながる経験として残っていくものでしょう。
そして今回のロボット祭りが楽しく、大いに盛り上がったのも追手門ロボットサイエンス部の方々や各校の先生方、サポーターや生徒のみなさんのおかげです。
本当にありがとうございました!
福田教頭先生がおっしゃっていたように、今後もこの大手前ホールや、大阪、そして日本から、世界に羽ばたく日が来るよう、みんなで一緒にがんばりましょう!
【保護者の皆さまへ】
この度はGWの貴重なお時間を頂き、また会場までご足労頂き誠にありがとうございました。子どもたちの楽しむ様子や普段の家庭とは違った一面がご覧になられたのではないでしょうか。
私たちプログラボ一同はこれからも、子どもたちが楽しく研究できる環境を全力でサポートしていきたいと思います。引き続きご協力の程宜しくお願いいたします。