WRO2022 ドイツ・ドルトムント国際大会

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11月17日~19日 ドイツ・ドルトムントで開催されたWRO2022国際大会で第4位の成績を収めました!

3年ぶりのリアル開催となったWRO国際大会に、プログラボからは新設されたロボスポーツ部門のロボテニス競技に1チームが出場しました。夙川校の中高生3人で集まったチーム「ちゃんぽん」(国際表記:CHAN-PON)は、西日本大会、Japan決勝大会と順に大会に出場し、国際大会の舞台へとやってきました。

今回は国際事情もあって、成田からフランクフルトまで飛行機で15時間、そこからドルトムントの会場近くのホテルまでさらに3時間ほどの移動となりました。ドイツ到着初日はそのままホテルで就寝、翌日から大会がはじまります。

大会自体は3日間行われ、ロボテニス競技は初日が練習日、2,3日目で予選と決勝トーナメントが行われます。8月末に浜松で行われたJapan決勝大会から約2か月。チームは中高生ということもあって、夏休みが明けて学校が始まると、試験、部活、塾・・・など、これまでほどたくさん集まって活動する機会もぐっと減りましたが、国際大会へ向け、ロボットを2台とも作り直し、ギリギリのタイミングまでプログラムを仕上げて準備をしてきました。

世界から集まった23チームのうち予選を通過できるのは4チームのみ。その中で3位通過を果たし迎えた決勝トーナメントでは、本当にギリギリの勝負の中、惜しくも表彰台は逃してしまいましたが、世界第4位という素晴らしい大会結果を残すことができました。
この競技はチームの戦略によってロボットのしくみも様々で、ロボット同士の相性や、2分間の競技終了時のタイミングでのピンポン玉の位置など、対戦競技ならではの不確定要素も多く、従来の競技とはまた違った魅力があります。チームメンバーも他国のロボットやプログラミングを見て、お互いに学び合えることが多かったようです。

競技中は他のチームやジャッジとのコミュニケーションが英語ということもあり、やはり苦労していたようですが、2日目の夜に行われたフレンドシップナイトでは、積極的に他チームの子達に声をかけるなど、競技だけでなく大会そのものの魅力である国際交流も楽しめていました。

来年の開催地はパナマです。ぜひ来年以降も国際大会の表彰台を目指してプログラボのチームにがんばってほしいですね。

国際大会の詳しい様子はプログラボのブログに掲載していますのでぜひご覧ください!
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