大会・イベント情報
プログラボカップ
プログラボカップ 2024全国大会
全国から100チームが参加!
2024年9月15日、大阪梅田の梅田サウスホールツインタワーズ・サウス11Fにて、プログラボカップ2024全国大会を開催しました。
プログラボカップはプログラボオリジナルのロボットコンテストです。
SDGsの中でも特に自然環境をテーマにした競技に取組み、技術を学びながら他者と協働し、創造力、課題解決力を養うことを目標にしています。
大会競技は習熟度に応じて「ベーシック競技(テーマ:森林火災・山火事)」「ミドル競技(テーマ:特定外来生物)」「ハイミドル競技(テーマ:未来の発電)」の3部門に分かれています。
全国30以上の教室・会場で1,260チーム、2,560名が参加し、100チーム200名が全国大会に出場しました!
大会の様子をレポートします!
■受付~開会式
次々と子ども達が入場していきます!普段の教室とはどこか違う真剣な表情で入場していました。着席し、緊張感が高まる中、「いよいよ成果が発表できる!」と意気込んでいる子ども達も多く、独特の雰囲気の中、開会式が始まりました。
開会の挨拶はプログラボカップの競技テーマの選定や、ルール作成をしている若田が行いました。
■競技開始!
いよいよ競技開始です!競技は、当日のサプライズルールの発表に始まります。
その後、数十分のプログラム調整時間と競技計測を2回繰り返し、タイムと得点を競います。
事前に用意したプログラムにサプライズルールへの対応を加えて、チームの中で議論しながら模索してきます。
競技計測まで念入りにコースの上でチェックします。
競技計測開始!ロボットがうまく動くかどうか、ドキドキの展開です。
競技が終わると一安心した様子の子ども達やうまくいかずに納得いかない様子の子ども達、それぞれの反応がありました。
ご観覧いただいた保護者のみなさまも各チームの競技計測が終了すると子ども達の頑張りに大きな拍手で応えていただき、心温まる大会となりました。
■表彰式・閉会式
競技の結果を受け、表彰式が開催されました!結果が表示・アナウンスされると、喜びの声が響き渡りました。
プレゼンテーターはプログラボの運営に関わる各社のみなさまにご担当いただき、
最後にプログラボ教育事業運営委員会委員長の藤井からのご挨拶で閉会となりました。
■大会を終えて
競技ですので、勿論、勝ち負けの結果が出ます。 しかし、プログラボは結果だけではなく、この大会に取り組む際の子ども達同士の話し合いや粘り強く頑張る姿勢、試行錯誤の経験を大事にしています。
子どものころに感じた思いや、身についた姿勢はきっと将来の夢を実現するチカラに繋がります。
競技では成功・失敗がつきものです。大事なのはこの経験を学びとして、次の取り組みに活かすことだと考えています。
<<実は大会競技だけじゃない?!>>
プログラボカップでは大会競技だけではなく、特別な体験ができる1日になるように、様々な体験ブースを用意しています。2024全国大会での取り組みをご紹介します。
■ロボコンの会場でスパイス体験?!
ハウス食品様が出展するブースではスパイス調合体験が実施されました。
スパイスの組み合わせによる変化を、実際に調合を行うことで体験できる内容です。
カレーに関するクイズを、ロボットに取り付けられたボタンを使って解く体験も!?
ゴール後はハウス食品様ご提供のお菓子をゲット!子ども達にも「食」に興味を持ってもらうきっかけとなりました。
おいしいスパイスカレーのレシピも持ち帰り自由でした!
■ペットボトル再利用の仕組みを体感!
サントリーフーズ様が出展するブースでは、環境保護の一環として行われているペットボトルのリサイクルの仕組みを、子どもたちが使っているロボットを使って表現したり、サステナブルボトルを利用した飲料の配布も行われました。
自分でペットボトルラベルのぬり絵を行う楽しい体験ブースもありました。
■色んな教材を体験!
他にもプログラミングやロボット、英語学習の教材を体験できるスペースも!
阪大レゴ部による作品展示・阪神甲子園球場のフォトブース・電子工作のワークショップも!
■プログラボの学習はどこにつながる?!
プログラボではアドバンスト2・3、エクスプローラコースで、自由制作というカリキュラムを実施します。
自由制作では自分たちで作りたい!と思うものや、普段感じている疑問・社会的に解決する必要がある課題をテーマとして子ども達自らロボット・プログラミングの構想を行い形にしていきます。
中には社会課題を解決するための提案を行う、ロボット競技会に出場する子ども達も!
今回はその大会に参加したチームの作品を展示しました!
■最後に
プログラボカップは全国から集まったプログラボの仲間たちが一堂に会し、競技やアクティビティを楽しめる一日です。来年以降も子ども達が楽しみながら学べるイベントとして開催していきたいと思います!
プログラボカップ 2023全国大会
全国から100チームが参加!
昨年ははじめて全国のプログラボからリアル参加する全国大会を開催しましたが、今年度はさらに規模を拡大して、全国から100チームが参加する大会となりました。
会場は大阪梅田のど真ん中にある、梅田サウスホールをお借りすることができました。とても大きくきれいな会場ですので、様々なブースを展開して、競技以外でも遊びや学びの体験ができるようにしています。
そのために今年度は協賛企業として、サントリーフーズ様、学研ステイフル様、読売新聞大阪本社「新聞のちから」委員会様、上新電機様にご協力をいただき、また、ブース展示として、ソフトバンク様からはChatGPT搭載版Pepperくんに来てもらったり、阪大レゴ部のものすごい作品など、たくさん展示することができました。
他にもプログラボガールズプロジェクトのワークショップ、阪神甲子園球場100周年記念の撮影ブースや、WROフューチャーイノベーターに参加したチームのプレゼンなどもあり、保護者様やごきょうだいの皆さまも楽しめます。
午前の部はベーシック競技部門が行われ、全国からスタンダード2に取り組む50チームが集結。今年からはベーシック競技のルールが変更され、これまでの運ぶしくみに加えて、モノを落とすしくみも必要になっています。
競技全般に言えますが、スピードと正確さのバランスをどう取るのかがポイントで、まずは確実に正確な動作ができるプログラムも大事なのですが、突き詰めていくと効率の良い動作や移動ルートなどを見つけられるので、無難にまとめるのか、思い切ったことをするのか、チームによって戦略が分かれるのが面白いところです。
午後は、ミドル競技とハイミドル競技、合わせて50チームが参加しました。昨年ベーシックやミドル競技で全国大会に参加した生徒も何名かおり、プログラボカップに想いを持って参加してくれているのが嬉しいですね。
会場が阪神百貨店の真上にあることから、関西以外から来られた方もお買い物などで大阪の街を楽しんでもらえ、また、プログラボカップを家族旅行のきっかけにしてもらえたりと、単なるロボコンの大会で終わることなく、楽しいイベントのの一つとして全国大会を目指してくれてもいいなと思います。
プログラボカップ 2022全国大会
初の全国大会を開催しました!
新型コロナウイルスの影響もあり子ども達が一堂に会して行う大会がなかなかできませんでしたが、今年度は感染予防対策を行いながらこれまでで初となる全国大会を開催しました。会場となったのは追手門学院大手前中・高等学校 6F大手前ホールです。窓から大阪城が見渡せる地に全国の予選から選ばれた、北は北海道から、南は福岡・大分までのチームが集います。
前日に大型台風が直撃した影響で当日は朝から交通機関の乱れがあり、新幹線が一部区間で運航を停止していたりしたため、急遽オンライン参加となったチームや、航空便に乗り換えて参加したチーム、ぎりぎりに到着するチームなどもありましたが、ベーシック、ミドル、ハイミドルの競技部門で全53チームが集まりました。
こういった大きな大会に参加することは初めてで緊張している子もたくさんいましたが、WROのような外部大会と違って、緊張感の中にも和気あいあいとした様子もあり、大会であってもプログラボならではの楽しく学べる雰囲気を作れていたのが印象的です。
特に午後の部に行われたハイミドル競技では、参加チーム数は少ないものの、コースに接地されたブロックでできたオブジェクトをひっくり返す動作をどのようにロボットで行うのか、チームそれぞれのしくみに特徴とこだわりがあり、単純にタイムの速さや高得点だけを目指すのではなく、自分たちで考えたしくみを実現させようとがんばる姿に、またプログラボらしい取組みの一面が見られました。
表彰チームには大会特製のプログラボカップメダルが授与され、来年以降もこの全国大会を目指す子ども達の励みになると思います。また来年も全国大会で会いましょう!
プログラボカップ 2020
プログラボ内のスタンダード2以上の生徒を対象に、各教室ごとに競技に取り組みました。
スタンダード2コースは「気象」を競技テーマに身近な環境問題について学び、ロボットを使って気象レーダーに見立てたオブジェクトを運搬します。スタンダード2コースで、はじめて本格的なロボコン競技に挑戦しますので、1秒でもタイムを縮めるようにプログラムを調整したり、ロボットのしくみに工夫を加えたり、チームごとに作戦を立てて取り組みました。
アドバンスト1コースの競技は「砂漠の緑化」がテーマです。競技の内容もより難しくなっていますので、正確な制御ができるプログラムとロボットを作ることが重要となってきます。活動記録をスライドにまとめたり発表動画も作りながら、ただ競技に取り組むだけではなく、ロボットで自分たちのやりたいことを表現することも学んでいきます。
アドバンスト2コースではSDGsの目標をテーマにした3種類の競技について、調べ学習をしながら発表資料も作成します。ロボット競技は1つの競技にとことんこだわっても、3種類すべてにチャレンジしても、チームによって自分たちでやりたいことを決めて取り組みます。勝ち負けだけではなく、競技を通じて主体的に学んでもらえるようにしています。
さらに、生徒たちには自分でつくったロボットやプログラミングについて、動画を撮影・編集してもらい、読売テレビの「映像のプロ」の方々に審査していただく、「ytv動画コンテスト」も同時開催しました。
「ミドル部門」「SDGs部門」「探求部門」に分かれ、教室選抜、エリア選抜から残った作品から、最終的には計11作品が優秀賞に選ばれました。
優秀賞に選ばれた11作品は、プログラボ公式YouTubeチャンネルにて動画を公開しています。
プログラボ公式YouTubeチャンネル<ytv動画コンテストの再生リスト>
youtube.com/ProgLab
プログラボカップ 2018
2018年8月16日(木)あましんアルカイックホール・オクト
第1回目のプログラボカップは、日程や出場枠の都合でWRO本戦に出場できなかった生徒をメインとした、内部大会として開催しました。 種目はミドル競技と中学生ベーシック競技です。 競技ルールもWRO本戦に準拠したもので行い、サプライズルールも独自に設定した本格的なロボコンです。
同じプログラボの生徒でも、普段は会うことのない他教室の仲間と一緒に競技をしつつ、お互いのロボットの仕組みやプログラムの制御を見ることで刺激を受けていました。サプライズルールにチャレンジする方法も様々で、練習で成功しなかったチームが本番では成功したりまたその逆もあったりで、緊張感のある競技の中でも盛り上がるシーンでした。
最後の表彰では、単純な順位での表彰の他にも、優れた機体バランスのロボットに対するデザイン賞と、制御や機構の良さに対するテクニック賞の表彰も行われました。今後も内部大会としてWROとは違った視点も加えつつ、プログラボカップを充実させていきたいと思います。