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わいず倶楽部×プログラボ「ロボット作りとプログラミング 入門コース」開催
わいず倶楽部とプログラボのコラボレーションイベント「ロボット作りとプログラミング 入門コース」が2024年10月8日(火)読売大阪ビルにて開催されました。
わいず倶楽部とプログラボのコラボレーションイベント「ロボット作りとプログラミング 入門コース」が2024年10月8日(火)読売大阪ビルにて開催されました。
わいず倶楽部とは、50歳以上の方の「地域や社会にかかわり、人生を充実させたい。新しいことに挑戦したい。」を応援する読売新聞大阪本社の会員組織です。
応募者多数のため当初の予定を変更して、午前の部と午後の部で2回入れ替え制となりました。大人向けロボットプログラミングイベントは希少とのことで、たくさんのご応募をいただき、ありがとうございました。
「孫が小学校でプログラミングを学んでいるので興味を持った」「プログラミングを通して論理的な考えを身に着けたい」など応募動機も様々で、女性参加者の割合が多いのも印象的でした。
今回のイベントのためにプログラボが特別編成した「入門コース」は、専門的な知識や技術の習得ではなく、「ものづくり」の楽しさや、課題を解決するために必要な考え方を学ぶことを目指しております。
講師はプログラボで子ども向けだけではなく、企業様向けAI研修等も行っている原田講師が担当。
この記事では午前の部の様子をレポートします。
10:30
イベント開始
はじめにわいず倶楽部よりご挨拶後、講師からプログラボの簡単な紹介があり、いよいよロボット制作をはじめます。今回使用したのは教室で子ども達も使っている、教育版レゴ®マインドストーム®EV3キットです。まずは、火星探索ロボットをつくり、プログラミングをして動かすミッションに挑戦します。
普段の教室の子どもたちなら「わちゃわちゃ~」となってしまうところですが、そこはさすがに大人、慎重に丁寧に組み立ててくださりました(笑)
組み立て時にロボットが壊れないか心配になり何度も確認される方もいましたが、ロボットキットはレゴⓇブロックですので、組みあがってしまえば簡単に壊れることはありません。
火星探索ロボットをつくった後は、プログラミングを行いロボットを動かしていきます。
今回は「入門コース」のため、はじめてプログラミングに触れる方にも理解しやすい「ビジュアルプログラミング言語」でロボットを制御します。
ロボットが動いたとたん、参加者から「わっ」と歓声が上がり、ここは大人も子どもも同じで、やはり自分がつくったものが動き出す楽しさは老若男女関係ありませんね。
ミッションの内容は、ロボットが走行するコースシート上に描かれた「地球」を出発して「火星」に到着するというもので、そのための動作をプログラミングしていきます。
どのようにロボットを動作させるか、参加者がそれぞれで考えます。
皆様自由にプログラミングされていて、動作も個性が出ていました。
一番初めにプログラムを完成されたのは80代男性参加者で、「地球を出発して、火星に到着する」というミッションだけでなく、往復して「火星から地球に戻ってくる」動作も短時間で習得されていました。
12:30
イベント終了
完成したロボットの写真・動画撮影は自由ですので、皆様ご自身のスマートフォンで思い思いに撮影されていました。最後にプログラボの入門コース修了証と辰年にちなんだペーパークラフトのお土産を参加者にお渡ししました。
イベント参加者の皆様、当イベントにご参加いただきありがとうございました。
今後も定期的に大人向けのロボットプログラミングイベントを開催する予定をしております。またのお越しをお待ちしております。
わいず倶楽部
https://ysclub.yomiuri.co.jp/
プログラボ
https://proglab.education/
小学生ロボコン神戸予選会を開催!
小学生24名が神戸に集って全国を目指す!
2021年11月23日(火・祝)に小学生ロボコン神戸予選会を実施しました。会場は、ジョーシン三宮1ばん館にある「eSPORTSアリーナKOBE三宮」で、普段はeスポーツの会場として使われる場所を上新電機様に協賛いただき、今回の小学生ロボコンのために利用させていただくことができました。
そもそも小学生ロボコンとは、NHKエンタープライズが主催する小学生のためのロボット競技会で、「高専ロボコン」「NHK学生ロボコン」「ABUロボコン」につづく第4のロボコンとして2019年からはじまったロボコンです。今回は2021-22シーズンの全国大会出場権をかけた予選会となっています。
事前のビデオ予選により24名の選手が予選会に参加。ロボットはユカイな生きものロボットキットを使って工作した、それぞれ世界に一つしかない作品です。コースに設置された3つのミッションを攻略できるように様々な工夫がいっぱいのロボットを、子ども達は手元のコントローラーを使って操縦します。
1つめのミッションは神戸ポートタワー(水入りペットボトル)を一周します。小回りしやすくコンパクトに作っていたり、中にはペットボトルにロボットを引っかけて一周するような驚くような工夫も。
2つめのミッションは六甲山(段差)を乗りこえます。大きなタイヤ、引っ掛かりやすいようなデコボコのタイヤ、しっかり段差をつかまえられるようにゴムを巻き付けたり、ここでも様々な工夫が見られました。
最後はゴール地点にある空のペットボトルを倒せばゴールとなります。ペットボトルを倒すだけって簡単なように感じるかもしれませんが、単純にぶつかるだけではなかなか倒れないこともあり、専用のしくみを取り付けたロボットもたくさんありました。
予選ラウンドではそれぞれ2回ずつタイムを計測して、上位16名が決勝トーナメントに進みます。はじめて本番コースで走らせることもあり、はじめは操縦に手間取っていた子も、2回目にはスイスイ走らせられるようになっていたり、1回目が終わった後にはロボットに調整を加えたり、競技に真剣に取り組む様子もたくさん見られました。
決勝トーナメントは1対1の勝負となります。ゴール地点のペットボトルは2本に増えていますので、どのコースを通って走らせるかもポイントとなります。子ども達の緊張感が私達にも伝わり、会場が一体となって選手たちを応援!!勝っても負けても皆ロボコンを楽しんでくれていました。
はじめてロボコンに参加する子や、普段はなかなかロボット好きのお友達が近くにいない子、もちろんプログラボに通ってくれている子、いろんな子ども達が参加してくれました。お互いのロボットを見て、一緒に動かして、、、楽しい一日になったのではないかと思います。
コロナ禍でなかなか子ども達がリアルに集まるイベントができていませんでしたが、素晴らしい会場でロボットコンテストを実施できて、私達にとっても本当に楽しい一日になりました。ぜひ来年も開催できれば!と願っています。
京都大学宇宙総合学ユニットと連携し、「月面探査ロボット」製作講座を開催!
関西のアドバンストコースに在籍する中学生17名が参加しました。
今回の講座はFLL(ファースト・レゴ・リーグ)にプログラボ千里中央のチームが出場した際、宇宙空間での人の過ごし方について寺田准教授にアドバイスをいただいたことがきっかけで実現しました。
四足歩行の月面探査ロボットを宇宙総合学ユニットの学生さんがデザインし、3Dプリンターで出力して製作したことから、プログラボと連携して子ども達に知ってもらう機会をもちたいというご提案をいただきました。
初日はプログラボ野田阪神にて、「月面探査ロボットのデザインとは」という話から始まり、生徒は各々がイメージする月面探査ロボットを絵に描くところからスタート。
普段の授業で扱う火星探査ロボットのイメージを持っている生徒が多く、タイヤやキャタピラで動くロボットが多い中、講師の学生さんが四足歩行ロボットの利点や仕組みについて解説してくれました。
その後、電子回路の作成、Arduinoへの制御プログラムの書き込みを行い、LEDを光らせるプログラムを作成しました。
初めてのはんだ付けに苦労した様子でしたが、手を動かすことの楽しさも感じてもらえたのではないでしょうか。
2日目は京都大学北部総合教育研究棟で実施し、今回の肝である3Dプリンターでの部品の出力を間近で見せてもらいました。
「これ、ずっと見てられるわ…」と言いながら部品が出来上がっていく様子を見ている生徒たち。
既製品を組み立てるのではなく、部品から自分で作れるということに大きな魅力を感じたようでした。
また、普段は馴染みのない大学の研究室に足を踏み入れたことも新鮮だったようで、将来自分がどういったことを学びたいのか、そのためにはどういった学校生活を送るのかを考えるきっかけになったようです。
午後からはロボットの脚の組み立てとサーボモーターの制御を行いました。
細かいねじの扱いに苦労しながらも4本の脚を完成させ、家路につきました。
3日目は再びプログラボ野田阪神で、いよいよロボットの完成に向けてラストスパートです。
本体となるパーツに基盤と脚を取り付けていき、四足歩行のプログラムを実行します。
「ついにロボットが歩くか!?」と思いきや、脚が変に伸びてしまってうまく歩かないロボットが続出…。
様々な原因が考えられますが、前回、脚を作成したときにサーボモーターの初期位置が取れていなくてずれてしまっていたものが多かったようです。
パーツを外して付け直し、なんとか完成したロボットたち。
生徒からは「苦労して完成させることができ、達成感を得た」という感想を聞くことができました。
ちなみに、12月26日は部分日食が観測できる日でしたので、途中で外に出て観測会を行う予定でした。
残念ながら雨でしたので、YouTubeで日食のLIVE映像を見て、京都大学附属天文台職員の方に太陽に関する講義を行っていただきました。
生徒たちにとっても私たちにとっても大変刺激的な3日間になりました。
終了後、寺田准教授と次はどんなネタでやろうかとお話しています。
引き続き子ども達の世界が広がるような機会を作っていきますので乞うご期待!
プログラボスタッフ一同
大阪城ロボット祭 -春の陣- 2019を開催
2019年4月28日(日)に、追手門学院大手前中・高等学校ロボットサイエンス部の協力を得て実施しました。
2019年4月28日、追手門学院大手前ホールにて、「大阪城ロボット祭り―春の陣―」を開催しました。
このイベントは追手門学院大手前中・高等学校ロボットサイエンス部の皆さんにご協力いただいており、今年で3回目の実施です。
スタンダードコース2に在籍している生徒の皆さんから参加者を募集したところ、今年は定員を大幅に超えるお申込みがあり、抽選の結果、約80名の生徒の皆さんにご参加いただきました。
小学2年生以下の部は大手前中・高等学校ロボットサイエンス部の皆さんが実施する火星探査ミッションに、小学3年生以上の部はプログラボの宇宙船ミッションに挑戦しました。
授業では1人1台のロボットを使っているものの、今日は初対面の2人がチームとなり、協力してミッションに取り組むことが求められます。
ミッションの結果はうまくいったチームやそうでないチームと様々でしたが、皆さんが一生懸命協力しながら取り組んでいる様子はとても素敵でした!
プログラボではこれからも様々なイベントを通じてお子様方の「夢を実現するチカラ」を育むことができるよう努めてまいりますので、何卒ご協力のほどお願い申し上げます。
プログラボスタッフ一同
兵庫県宝塚市の雲雀丘学園小学校との共同による「宝塚キッズ・ロボットプログラミングコンテスト」を開催
2018年11月18日(日)に、兵庫県宝塚市の雲雀丘学園小学校と共同で「宝塚キッズ・ロボットプログラミングコンテスト」を開催し、小学3~6年生約80名が参加してくれました。
雲雀丘学園小学校では今年度から、同じ敷地にある幼稚園、中学校と一緒に学校をあげてプログラミング教育に取り組んでおり、放課後に学校内でロボットプログラミング教室「HiRoBa(ヒロバ)」を開講、プログラボが教室運営のお手伝いをしています。
今回のコンテスト開催のきっかけは、HiRoBaの小学生が夏休みに出場する予定だったWRO兵庫予選会が台風で中止になってしまったため、子どもたちの成果発表の場として別のロボットコンテストを開催できないかというご提案を学校からいただいたことです。
HiRoBaの子どもたちだけを対象としたコンテストも考えたのですが、「毎日学校で一緒に過ごしているメンバー以外と交流できる機会にしたい」という先生方の想いから、兵庫県内のプログラボ夙川校・六甲道校・宝塚校からも募集し、HiRoBaから40名、プログラボ各校から40名が集まりました。
HiRoBaの児童とプログラボの児童がペアを組み、全くの初対面チームが40チーム出来上がりました。
大会が始まる前は、ぎこちなく自己紹介をしている様子に心配もしましたが、いざロボットの制作時間が始まるとさっきまでの緊張はどこへやら…、どのチームも活発に意見を交わし、ミッションに挑戦していました。
また、今回の大会のポイントは、初対面同士ペアを組むということだけではなく、取り組むミッションも当日その場で発表されるというところにあります。
初めて組む相棒と初めて見る課題に取り組むというかなりハードな環境にもかかわらず、チームそれぞれで作戦をたて、40通りのロボットが仕上がりました。
結果は悲喜こもごも、喜んでいるチームもあれば悔しそうにしているチームもありましたが、最後は全員で最優秀賞、審査員特別賞を受賞したチームに盛大な拍手を送り、楽しかったと言いながら会場を後にしていました。
プログラボスタッフ一同
九州エリア初!明治学園小学校の出張授業
11月12日・13日に明治学園小学校にて、九州エリア初のプログラボの出張授業を実施しました。
11月12,13日に福岡県北九州市の市立明治学園小学校で6年生全員を対象とした出張授業を実施しました。
プログラボにとっては教室のある関西・首都圏以外で初めての出張授業でしたが、ロボットプログラミングに一生懸命取り組む子どもたちの姿勢は全国共通!
二人一組で相談しながら「月」や「火星」へ向かうプログラムを仕上げてくれました。
明治学園小学校の皆さん、ありがとうございました。
これからもいろんなところでロボットプログラミングの楽しさを広めていきますのでご声援よろしくお願いいたします。
プログラボスタッフ一同
鉄道情報システム株式会社と共同でIoTに関するワークショップを開催
6月2日・3日に鉄道情報システム株式会社と共同でIoTに関するワークショップを開催しました!
6月2日・3日に野田阪神校で開催したマイクロビットを使ったワークショップについてのご報告です!
今回、鉄道情報システム株式会社様(JRグループで列車の座席予約システムなどを手掛けている会社です)にプロのSEたちが行っている開発手法も取り入れた独自のカリキュラムを作成していただきました!
マイクロビットは、LEDとボタンのついたマイコンボードで、加速度センサーや磁力センサーを備えており、ワニ口クリップでつなげば他にも様々な機能を付け加えることができるプログラミング教材です。
比較的安価なので、イギリスでは11歳と12歳の小学生全員に配布されているポピュラーなツールです
そんなマイクロビットですが、なんといっても特徴的なのは無線機能。
複数のマイクロビット同士をつなげることができるのでIoTの学習に使うことができます。
今回のワークショップのテーマもIoT、鉄道情報システムからお越しいただいた講師の松川さんからの「鉄道情報システムという会社が大切にしていることって何だと思う?」という問いかけから始まりました。
参加してくれたのは2016年からプログラボに通ってくれている小学5,6年生14名。
プログラボの授業を通じて様々なものを作ってきているので、「正確に動くこと」や「壊れないこと」など、品質に関する答えを出してくれたほか、「お客さんが欲しいと思うものを作ること」といった、すぐにでも働くことができそうな回答をしてくれた人もいました。
みんなの小学生とは思えないハイレベルな答えに驚く松川さん、「どれも大事ですが、実は鉄道情報システムという会社が一番大切にしているのは『人と人とのつながり』なんですよ。このワークショップを通じて、人やモノがつながることの大切さを実感してほしいと思っています。」とお話してくださいました。
その後、初日はマイクロビットについての講習会と個人制作を行いました。
様々な工夫を凝らして計算機(Aボタンを押した回数とBボタンを押した回数を足す)や、じゃんけんゲーム、シューティングゲームなどを作り、全員の前で自分が作ったプログラムについて発表してもらいました。
とはいえ、1台のマイクロビットではできることに限りがあることをみんな実感したようで、翌日は3~4人のチームでグループ制作を行いました。
4つのチームそれぞれでアイデアを出し合い、ホワイトボードに工程や役割を記入していきます。
「こういうのがいいよな!」、「そのためにはこんなプログラムちゃう?」と相談しながらプログラムを作っていく様子は自分たちが仕事をしている様子と同じ、とサブ講師を務めてくださった鉄道情報システムの小川さんは驚きの表情で彼らの取り組み姿勢を見つめていました。
最終的に出来上がったのは次の4つ。
1・無線で文字を送りあうことができるリストバンド(ポケベルが子どもたちにとっては逆に新しかったようです)
2・コントローラーで動かすサッカーロボット(タイムを表示する掲示板付き)
3・コントローラーで動かす戦闘ロボット(機敏に動くように車をうまく使っていました)
4・コントローラーで動かすクレーンゲーム(マインドストーム®も使って面白いゲームに仕上げてくれました)
発表もチームそれぞれで味があり、見ごたえがありました。
みんなの感想を見ていると、ものがつながることでできることの幅が広がることや、一人よりチームで取り組んだ方がより多くのアイデアが出ることなどを書いてくれていました。
最初に松川さんが言っていたことを実感してくれたようです。
面白いワークショップでしたので、今後も関西や東京で開催していきたいと思います。
参加してくれたみなさん、ありがとうございました!
プログラボスタッフ一同
大阪城ロボット祭 -春の陣- 2018
追手門学院大手前中高等学校 6F大手前ホール 2018年4月29日(土)
本年も皆さまのおかげで、無事大変盛況のうちに終了しました!
総勢50名を超える子どもたちが小学校3年生の部、4年生の部、5・6年生の部に分かれて参加しました。
会場の大手前ホールでは、窓際のカーテンが上がるとすぐ目の前に大阪城が現れます。
それを見た子どもたちは大興奮!今回のタイトルにもある「春の陣」もこの景観から名づけられました。
3年生のミッションは、火星をロボットで探査し、火星に存在する水や、火星人(!?)を時間内に見つけることができるか、という内容でした。
子どもたちは普段使っているロボットと少し見た目が違っていて最初は驚いていましたが、ロボットサイエンス部の生徒の方々がとても優しく丁寧に教えてくれたおかげで、どのチームも楽しくロボットを操作しミッションへ挑戦する様子が見られました。
一方4年生、5・6年生のミッションは、地球から宇宙旅行に旅立ったロボットを火星に到着させる、という内容でした。
それぞれのチームごとにロボットの動きが異なっていて、目的地にたどり着くために試行錯誤する子どもたちの様子はとても真剣で研究員そのものでした。
サプライズルールやサービスタイムなど大会ならではの楽しみもありハラハラドキドキの連続でした。
また、開会式・閉会式では、昨年のロボット大会WRO(World Robot Olympiad)2017で素晴らしい成績を修めた生徒たちがプレゼンテーションをしてくれました。
ロボットサイエンス部の3年生たちがWROで銅メダルを取った手話通訳ロボット「しゅわっと君」を実際に大会で行ったように手話と英語を用いて発表してくれました。自分たちも教室で使っている同じロボットが、大きな手話ロボットとして動く様子に子どもたちはとても興味津々でした。
プログラボの生徒たちも、WRO全国大会出場の体験を元に、ロボットプログラミングの基礎の大切さや、チームとして取り組む難しさなど発表してくれました。ロボットを初めたばかりのみんなにも分かりやすい内容になるよう、事前からとても頑張っていました。
プログラボの開校は、追手門学院大手前中高等学校の福田教頭先生やロボットサイエンス部との出会いが原点であり、そのときに出会った当時まだ1年生だった部員が、昨年のWRO世界大会3位という大きな結果を残したことは、プログラボにとっても大変感慨深いといったお話や、福田教頭先生からは「少し前までほとんど居なかった大阪のロボット人口が今や本当に多くなった。今後は大阪からも、もっと世界で勝負できる生徒が増えてほしい」というお話など、みんなはとても興味深く耳を傾けていました。
今回はロボットプログラミングを学んで一か月の彼らにとって初めてのチーム戦、自分以外のチームリーダーやパートナー達と共に悩み考える貴重な機会だったと思います。
いろんな場面で上手くいったり、そうでなかったりしたことがあったとは思いますが、どれも彼らにとって今後につながる経験として残っていくものでしょう。
そして今回のロボット祭りが楽しく、大いに盛り上がったのも追手門ロボットサイエンス部の方々や各校の先生方、サポーターや生徒のみなさんのおかげです。
本当にありがとうございました!
福田教頭先生がおっしゃっていたように、今後もこの大手前ホールや、大阪、そして日本から、世界に羽ばたく日が来るよう、みんなで一緒にがんばりましょう!
【保護者の皆さまへ】
この度はGWの貴重なお時間を頂き、また会場までご足労頂き誠にありがとうございました。子どもたちの楽しむ様子や普段の家庭とは違った一面がご覧になられたのではないでしょうか。
私たちプログラボ一同はこれからも、子どもたちが楽しく研究できる環境を全力でサポートしていきたいと思います。引き続きご協力の程宜しくお願いいたします。
プログラボスタッフ一同
大阪工業大学主催「子ども未来研究室」にて、プログラボのイベントを開催
2月18日(日)に大阪工業大学ロボティクス&デザイン工学部が主催した「子ども未来研究室」にて、プログラボのイベントを実施しました!
今回のイベントは、子どもたちに大学の技術に触れて興味を持ってもらうことを目的に開催しています。
映像やセンシングなどを使ったアトラクションが多数用意されており、訪れた子どもたちは興味深そうに最新技術に触れていました。
「子ども未来研究室」とコラボして、プログラボでは自律型ロボットを作ってコースを走らせる体験イベントを行いました。
教室の体験会では宇宙探査をテーマにしたコースでミッションを行うことが多いですが、今回は特別なコースを作成して実施しました。
大阪工業大学の学生さんが作った梅田の名所スタンプを組み込んだ「梅田探索ミッション」です。
大阪工業大学梅田キャンパスを出発し、HEP FIVEの赤い観覧車orお初天神orスカイビルを目指してロボットはスタートします!
最後の発表会では、ロボットが目的地に着くたび、保護者の方々も一緒になって大盛り上がり!
参加してくれたお友だちの中には、「ホンマに観覧車行ったような気がするわ!」と言って帰っていった子もいました。
プログラボは阪神電車と読売テレビが運営していますので、地元の名所を子どもたちと一緒にロボットでめぐることができてうれしかったです。
これからもいろいろなところでロボットプログラミングの楽しさを知ってもらえたらと思います。
プログラボスタッフ一同
JR東日本グループ30周年記念イベント
11月25日(土)、26日(日)に東京・池袋で開催されたJR東日本グループの30周年記念イベントにてプログラボの体験会を行いました!
2日間で500名を超えるお子様に参加していただき大盛況でした!
イベント自体もJR東日本グループのたくさんの会社が出展していて、東日本の名産品の販売があったり、ご当地B級グルメのお店からいい匂いが立ち込めていたり、終始たくさんの人でにぎわっていました。
そんな東京でのイベントになぜ関西に教室があるプログラボが出展したかというと、
JR東日本グループの(株)JR中央ラインモールが運営する「プログラボ武蔵小金井」が首都圏での第1号教室として2018年4月に開校予定だからです!
(株)JR中央ラインモールはJRグループでも比較的新しい会社で、三鷹~立川間(JR中央線)の線路を高架にしたことを契機に、高架下空間において人と人、人と街、街と街、過去から未来へ「つながる社会」を創り、心豊かな暮らしのを目指した事業を行っています。中央線沿線の子どもたちにロボットプログラミング教育を提供することで沿線の価値向上につながるとの想いで教室開校が実現しました。
ロボットを走らせるコースは中央線を順番にめぐるもので、武蔵小金井校で室長を務める予定の小野さんがデザインしました。駅ごとに名所も取り入れられた渾身の出来栄えです!電車好きな子どもたちは目を輝かせて駅から駅へとロボットを走らせていました。
関東の子どもたちも関西と同じようにロボットに夢中になっている姿に感動しました。
関東エリアでもより多くのお子様にロボットプログラミングを楽しんでもらえるよう引き続き尽力してまいります。
プログラボスタッフ一同
大阪城ロボット祭 -春の陣- 2017
追手門学院大手前中高等学校 6F大手前ホール 2017年4月29日(土)
皆さまのおかげで、無事大変盛況のうちに終了しました!
追手門学院大手前中高等学校にて、今年ご入校いただいたばかりの小2~6年生向けのイベント、「大阪城ロボット祭 -春の陣-」が開催されました!
ご参加いただきました生徒様、保護者の皆様におかれましては、大変ありがとうございました。
まずは開会式。
プログラボ創設のきっかけとなったのが、追手門学院大手前中高等学校でのロボットサイエンス部の活動が原点であり、今回の大会の開催がここで行えることはとても感慨深いものとのお話がありました。
そして、そのクラブ活動の紹介を学院の生徒の方からしていただき、WROをはじめいろんな大会での活躍や、活動の原点である福田先生のお話など、プログラボのみんなはとても興味深く耳を傾けていました。
さて…ついに、競技開始!
「2年生の部」「3、4年生の部」「5、6年生の部」に分かれ、2名1チームでそれぞれの競技に挑戦しました。
競技は4月の授業で学習した内容をもとにしたものですが、チームは教室を超えた編成、初めまして同士の組み合わせ。はたして、どのような結果になるか・・・?!
「2年生の部」では『火星探査ミッションをクリアしよう!』。
タブレットを使った火星探査にチャレンジ!
ロボットの製作も行って、ロケットの発射や火星の探査に挑戦しました。
「3、4年生の部」では『火星に宇宙旅行へ行こう!』。
自律型ロボットが地球を出発して火星まで行くプログラミングをしました。
授業で経験のあるコースでしたが、いざ大会となると勝手も違って…?
「5、6年生の部」は『火星の岩石を地球に運ぼう!』。
地球を出発して火星に取り残された宇宙飛行士を救出して帰還するという、授業とは違った初めてのコースで更に難しいミッションに挑戦!
みんな、プログラボに通い始めてまだ短い期間でしたが、しっかり工夫と協力して、それぞれ与えられたミッションに挑戦し、苦戦しながらも諦めずクリアを目指して、せいいっぱい頑張ってくれました!
これまでの授業では一人でプログラム作成をしていましたが、チームを組んで課題に挑戦することの面白さ、それによって出てくるアイデア、そしてなによりチームワークの大切さに気が付いてくれたと思います。
私たちプログラボのスタッフ一同は、そんなみんなの頑張りと楽しんでくれている姿をみて、これからももっと楽しく、そして充実した授業を行っていこう!と、あらためて思いました。
これからもWROをはじめ、いろんな授業や大会が予定されていますが、ロボットプログラミングの知識や技術だけではなく、諦めず目標を達成させるチカラや仲間たちと協力しあう大切さをよりいっそう身につけてもらえるように、頑張っていきたいと感じました。
今回参加してくれたみんなも、参加しなかった・できなかったみんなも、これからも一緒に、もっともっと頑張っていこう!
プログラボスタッフ一同